【賃貸ガスコンロ】どんなものを選べばいい?購入前に知っておきたいこと

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2LDKなどで2人暮らしを始める方によくある話が、ガスコンロがついていないこと

「どんなのを買ったら良いかわからない!!」と言う方も多いのでは?

今回はガスコンロを選ぶ基準買う前に知っておきたいこと、有名なメーカー、特徴などを公開します。

ガスコンロの種類

賃貸などのコンロ用スペースに置くタイプのコンロ、いわゆる据え置き型のガスコンロは「テーブルコンロ」または「ガステーブル」と呼ばれます。

対して「ビルトインコンロ」は簡単に言うとシンクなどがあるキッチン台に組み込まれているもので、工事して設置するため動かすことはできません。

今回は「テーブルコンロ(ガステーブル)」について解説していこうと思います。

テーブルコンロを購入する前に確認しておくこと

ガスコンロには種類があります。購入する前に賃貸の管理業者さんや設置場所で必須の確認事項があります。

①都市ガス or プロパンガス

ガスコンロには、都市ガス用プロパンガス用があります。

都市ガス用のコンロには「12A、13A」という表記が、プロパンガス用には「LP」と表記されていますので見間違えないようにしましょう。

賃貸契約を結ぶ際に不動産からの情報で知れることが多いですが、知らされなかった場合は管理会社に問い合わせましょう。

②設置場所の大きさ

テーブルコンロは設置スペースの大きさによってサイズを決めます。

またテーブルコンロは2口のものが主流です。

標準サイズは59〜60cmコンパクトサイズは56cmとなっています。

購入前に自分の家のコンロ設置スペースを測っておきましょう。

3口以上を求める場合には適応する設置台とともにビルトインコンロを購入するしかないですが工事もあるため費用が大幅に上がってしまいます

③ガス栓の位置

ガスコンロはガスを通すガスホースが必要です。

ガスホースの長さはいくつかあるため、テーブルコンロの設置スペースを測るとともに、ガス栓がどの位置にあるかも確認しておきましょう。

コンロ側の栓と、家側の栓の距離をもとに必要なガスホースの長さが分かります。

例えば以下の絵です(分かりにくかったらすみません^^;)

ガスホースが長く必要(家側の栓とコンロ側の栓が遠い)
ガスホースが短く必要(家側の栓とコンロ側の線が近い)

オレンジがガスホースを示しています。(プロパンガス用のガスホースはオレンジ色、都市ガスは白っぽいピンク色です)

家側のガス栓がどこにあるかによって、ガスホースの必要な長さが違います。

しかし不安にならなくても大丈夫。

すごく変なところにガス栓がついていない限り、テーブルコンロの直径から考えて、ガスホースは約60cmあれば大体の場合事足ります。

しかし、ガス栓同士がすごく近いのに60cmやそれ以上の長すぎるガスホースを使用するのは、ガスホースのねじれや折り曲がった部分から劣化や事故の原因にもなりかねないため、あまりに長すぎる場合はハサミでカットしましょう。

④壁がコンロのどちら側にあるか

テーブルコンロは左右で火力が違うタイプのものが販売されています。(最近では両方同じ火力の商品もあります)

火力に左右差がある場合、基本的には壁と反対側に火力の強い方が来るようにしましょう。

これは火力の強い方が壁側とすると、壁に火があたり焦げてしまうことを防ぐためです。

コンロスペースの両方とも壁に接していない場合は、自由に使いやすい方で選択してくださいね。

テーブルコンロのメーカー

ガスコンロには、

  • Rinnai(リンナイ)
  • Paloma(パロマ)
  • Noritz(ノーリツ)

の3つの大手メーカーがあります。どのメーカーも創業100年を超える歴史ある老舗大手メーカーです。

どの企業もガスコンロのみならず、ガス給湯器やファンヒーターなど、さまざまなガス器具の製造に関わっています。

どの会社も大手のためメーカーで選ぶより、製品で気に入った商品を選ぶ方が良さそうですね。

「使えればなんでもいい」という方はここまでの情報を参考に、この3つのメーカーを参考しながら選んでみてください^^

メルカリやラクマ、ジモティーで中古品を安く買うことができます。

テーブルコンロの機能(こだわりたい人への知識)

テーブルコンロには3社ともに主に以下のような機能があります。

①調理性能

  • 温度調節機能・・・温度を10℃刻みに設定でき、自動で調節してくれる
  • 湯沸かし機能・・・お湯が沸いたら自動で消化してくれる
  • 時間タイマー・・・設定した時間になったら自動で消化してくれる
  • 炊飯機能・・・ご飯を炊く用に火加減を自動で調節してくれる
  • 煮込み機能・・・火加減を調整し拭きこぼれや焦げつきを抑えてくれる

②安全性能

  • 鍋を持ち上げると自動で弱火になる
  • 震度4以上を感知し自動で消化する
  • 高音になると自動で火力を調節する
  • 連続使用時間が30分〜2時間(メーカーによる)経過すると自動で消化する

③トップの素材

  • ガラスコート:表面にガラスのコーティングをしたもの。汚れがこびりつきにくいため掃除が容易。傷が入りにくく、簡単に割れる心配はないが、長期間使うことでコーティングが剥がれてくる可能性あり。
  • ガラス(トップ):ガラスでできたもの。見た目にも高級感があり、比較的高価な値段設定となる。ガラスコートと同じで掃除のしやすさが魅力。上からものを落とすと割れる可能性がある。
  • ホーロー:安く手に入る。傷が入るとそこから錆びやすい。
  • ステンレス:安く手に入る。傷が入りやすい。
  • アルミ:バーナーの周りの温度が上がりにくく、汚れが焦げ付くことを防ぐ。

※掃除のしやすさは、バーナー部分がフラットになっているもの(汁うけが要らないもの)がより便利です。

参照:リンナイ HP(https://rinnai.jp/products/kitchen/gas_table/gt_lakucieseries/care)

上の写真は汁受けがないタイプのバーナー。掃除のしやすさが格段に上がります。

④グリル部分

  • 片面焼き・・・片面しか焼けないので、途中で調理中の魚などをひっくり返す作業が必要。
  • 両面焼き・・・両面焼いてくれるのでひっくり返す作業は不要。
  • 水なし・・・グリル使用時に受け皿に水を入れる必要がないもの。
  • 水あり・・・グリル使用時に受け皿に水を入れる必要性あり。

まとめ

今回は「テーブルコンロ(ガステーブル)」について購入前に知っておきたい情報をまとめてみました。

購入前チェックポイントおさらい
  1. 都市ガスかプロパンガス
  2. 設置場所の計測
  3. ガス栓の位置
  4. 壁の位置

以上の点に気をつけて購入してくださいね^^

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