エアコンは夏・夏前のシーズン中に新品で買うと最低でも大体6万円はかかってしまいますが、メルカリやリサイクルショップなどで中古品を買うととても安くで買うことができます。
ジモティーなどを利用するとタダで譲ってもらえちゃうことも…!
中古でエアコンを買おうか検討中の方に、購入する前にぜひ知っておいて欲しいことをお伝えしていきます。
安く手に入れることができても、「取り付け工事のときに追加料金で結局すごく高くなってしまった!」ということを避けるために、中古のエアコン選びで苦労した私が購入前に知っておきたい最低限の知識をお伝えします!
本当にその中古エアコンで大丈夫?
専門家に言わせるともっとたくさんあるかとは思いますが、とりあえずこの辺りだけは確認してから購入すると後から起こる問題も少なくなると思います。
順に解説していきます!
1.何畳用か?
これは基本中の基本ですが、部屋が6畳ならば6畳用のものを購入するようにしましょう。
実際の部屋よりも小さいサイズ用のエアコンだと効率的に冷房・暖房が使えないためうまく部屋が冷えなかったり、電気代が余計にかかってしまうこともあります。
逆に、実際の部屋よりも大きいサイズ用だと、本来大きな部屋を冷やしたり温めることを目的として設定された分の電力を使うため、冷え過ぎや暖かくなり過ぎることが起きてしまいます。
2.エアコンの年式
可能であればできるだけ年式が新しいものを買うようにしましょう。
基本的にエアコンは耐用年数が10年とされているものが多いです。
なので10年以上古いエアコンは、いくら前の持ち主が問題なく使用できていたと言っても、いつ壊れてもおかしくない、ということを覚悟した上での購入検討をオススメします。
ただし、年式が古ければ古いほど値段は安く、新しければ新しいほど値段は高くなってしまいます。
賃貸にお住まいの方で、長期間での使用を考えておらず、一時的に家に安くエアコンをつけたい!という方は年式は妥協できるかもしれません。
しかし持ち家に付けるエアコンの場合は長期間使う可能性が高いので、年式の新しいものを購入した方が賢明と考えます。
3.消費電力
できるだけ消費電力の少ないエアコンを選びましょう。
消費電力とは、エアコンを使ったときにどれだけ電気を消費するかを表しています。なので月々の電気代に関わってきます。
安いエアコンを購入できたとしても、毎月膨大な電気代を払っていたら結局損をしてしまうことになります。
消費電力を確認するときは、各エアコンの「期間消費電力」を確認します。
期間消費電力とは一年間でどれくらい電力を使うかを表しており、この期間消費電力が少なけらば少ないほど必要な電力が少ないということ。
すなわち、期間消費電力が少なければ少ないほど節電・節約できるエアコンということですね。
エアコンの下面に貼ってあるシールか、またはエアコンの型番をネットで検索することで調べることができます。
期間消費電力はメーカーによっても大きく異なるので、購入を検討しているエアコンメーカーの最新モデルや、同年式の他のメーカーと比較するとどのくらいが大体の基準がわかると思います。
最新モデルや同じ年式の他メーカーのエアコンと期間消費電力量にあまりにも大きく差がある場合は、購入には少し検討の余地があるかと思います。
しかし数年前のモデルでも、最新モデルとそこまで期間消費電力が大きく変わらないものもありますよ!
4.暖房機能が付いているか?
ごくたまにですが、冷房機能のみのエアコンも販売されているため、冷暖房機能どちらも欲しい場合は注意しましょう。
基本的には情報として販売者が書いてくれていることがほとんどだとは思いますが。
念のためエアコンの型番で検索するか、エアコン下のシールを確認するようにしましょう。
以下のように表示されています。↓
5.エアコン専用のコンセントがあるか?
エアコンが運転するのに必要な電力が大きいため、エアコンを設置する壁に専用のコンセントがある方がいいです。
また、専用のものがあったとしてもコンセントの形状が違ったりすると、形状を変更する工事をしなければ付けることができません。
しかし大体は取り付けする部屋の大きさに対応するエアコンであればコンセントの形状も同じであることが多いので、大丈夫なことが多いですが、一応確認しておくと良いと思います。
6.壁に穴が空いているか?
エアコンと室外機を繋ぐ通路を作るために、壁に穴が開いていないといけません。(こんな感じに↓)
賃貸であればすでに開いていることが多く、使われていない場合(エアコンが設置されていない場合)は粘土のようなもので蓋をしてあることが多いです。
この穴が無い場合は開けてもらう工事をする必要があります。
7.室外機を置くスペースがあるか?
室外機はエアコン1台につき1台必要な場合(セパレートタイプ)と、一つの室外機で複数のエアコンを設置できるもの(マルチタイプ)があります。
ジモティーやメルカリで扱われているエアコンはセパレートタイプが多いと思います。
セパレートタイプの場合、エアコンを設置する部屋の外に室外機を置くスペースを確保する必要性があります。
1階の部屋ならエアコンを付ける部屋の外庭、2階の部屋ならベランダなど。
室外機の機能を発揮するためにも室外機のサイズに一回り大きなスペースが必要です。
ですが極端に狭いベランダなどでなければ多くの場合は設置可能なのでそこまで心配は入りません。
1階の場合は、家のすぐ隣に別の家が建っているとかでなければスペースは心配ないです。
エアコン設置する部屋が2階で、かつベランダに接してない部屋である場合は1階の地面に室外機を設置し、そこまで配管を伸ばすか、または壁に掛けたり天井から吊るすなど、、
この絵は少しツッコミどころがありますが…笑 大体こんな感じです。
壁の穴から室外機までを繋ぐ配管の長さが長くなればなるほどそれだけ費用もかかります。
配管1mあたり3,000円ぐらいの業者が多いです。
工事費用を少し高めに設定し、4mまでの配管代込みという業者もいます。
配管が長すぎるとエアコンの効果が薄くなることもあるみたいで、そこは業者の方の専門的なアドバイスが必要です。
室外機を置ける場所がエアコンの近くにないと、手間もかかるためその分工事費も高くなってしまう、ということだけ知っておいた上で検討していただきたいです。
中古品を買ってみて思ったこと
今回、初めてジモティーでエアコンを購入してみました。
中古のエアコンであれ新品であれ、取り付け工事は自分では行うことは難しいです。
適切な道具を使い、環境設定を行わないといけないため、専門の知識がある方以外は業者に頼む方が無難です。
ジモティーでのエアコン自体の引き渡しはスムーズに安く売ってもらえました。
対して、エアコンの取り付け業者は丁寧に作業してもらえる業者といい加減な業者があるようでしたので、選ぶのに慎重になり時間がかかりました。
ジモティーで見つけた業者には最終、既読無視をされるということもあり、、
初夏の時期だったため、他のサイトで見つけた人気の業者は予約が埋まっており、予定が取れず断念…
最終私は「ミツモア」というサイトでクチコミの良い業者さんにお願いして、価格は配管込みで14,000円と安くもなく高すぎず、一般的な値段でしたが作業は大満足でした。
エアコンの臭い問題取り付け後は中古ならではのエアコンの「臭い」問題…。
エアコンを取り付けてから最初の運転時はなんともいえない臭い匂いがありました。
古本屋さんのような臭いがしたのでおそらく原因は長年使用による「カビ」かと思われます^^;
これから購入を検討されている方は、出品者に「タバコやペットの有無」を確認した方が無難かもしれません。
臭い取りの方法を検索し、16度冷房を1時間運転させるという方法でなんとか取れましたが…
こういった問題発生もあるので、やはり中古品は安い代わりに手間がかかります。
(2021年8月23日追記:以降、毎回冷房を使用した後に内部クリーンモードをつけておくことで臭いは全くしなくなりました!)
商品によっては保証もないので、逆に高くなってしまう可能性も考えると少し高くても次からは新品を買おうと思いました^^;笑
これからエアコン購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください!!
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